「地方文化の家ネットワーク化」は、96年に西大門に文化の家第1号が開設されて以来、現在までに全国各地の地方自治体により約210ヶ所に設置された文化の家に、一定期間、当劇場のプログラムを提供していこうというプロジェクトです。
当劇場では昨年6月に行われた済州島での公演を皮切りに本事業システムを稼動し、すでに劇場プログラムの移動巡回講演を開始しております。
当劇場の国楽「伝統芸術団」、声楽「李ソリスト」、合唱「貞洞コーラスアンサンブル」、そして劇団ミンドゥレ(タンポポ)による児童劇「ノルボ、鬼に出会う」や青少年劇「両班(ヤンバン)のお通りだ、両班」など、ジャンル別に多彩なプログラムを準備しております。
当劇場がこのような事業に乗り出した理由は、文化の家というインフラが存在するにもかかわらず、それを十分に利用する運営者や常設舞台公演プログラムがない現状を察し、文化の家を対象としたプログラムの運営基盤を整える必要性を感じたためです。
また、文化の集中が著しい昨今、公演芸術を地方舞台に提供することにより、大都会と地方間の「文化の均衡化」を図るのも本事業の目的のひとつです。
この目的を達成するため、大都会よりも文化的活動が乏しい地方地域をできるだけ優先してプログラムを提供するよう配慮しております。